ボクシングは私の禅定行法
ボクシングを禅定行法として始めて丸3年が経過しようとしています。禅定行法とは、最高に集中した状態で放下し、最高に緊張して状態で弛緩する行法です。ボクシングを上手に行うには、まさに最高に集中した状態で放下し、力の抜けた状態から最高のエネルギーを生み出さなければならないので、ボクシングは禅定行法にもってこいのスポーツです。私はボクシングを禅定行法として取り入れ、武道として学んでいます。生涯ボクシングを通して心を鍛え、健康を見つめ仕事や生活の中に活かして行きます。
これからのボクシング
技術を向上させることも心の訓練です。ボクシングが上手くなり、教えることができるようになるまで高めます。
[トータルバランスにすぐれた選手を目指す!]
1日の練習時間をバランス良く3つに分ける
- 1.フットワーク(足)足が使える(ステップがうまい)
- 2.防御(ディフェンス)ダッキングがうまい (防御がうまい)
- 3.攻撃(パンチ)パンチを効かせる(パンチがコンパクトに打てることができる・フェイントがうまい)
3分の1 ダッキングなどディフェンスの時間 30分
3分の1 パンチをコンパクトにバランス良く打つ 30分
10:00~11:30
バランス良く足を使って、ディフェンス、攻撃練習を行う
次に向井さんに攻めたり、引いたりして頂いて、実践練習を行う
①フットワーク(足)
自分で コーチと
考えて動く フットワーク→ステップ→ダック→フェイント→攻撃など
②ダッキング(ディフェンス)
自分で コーチに
ダックしながら動く 動いてもらう
③パンチ(攻撃)
自分で コーチに
ステップ→ジャブ、ワンツー 動いて受けてもらうワンツースリー
11:30~12:30
本日の課題をより実践練習
課題
- ○ステップ
- ○ダック
- ○フットワーク
- ○ディフェンス
- ○フェイント
実践
- ○ランダムにかわせる
- ○コンビネーション(得意をつくる)
- ○フットワーク、ダック、ステップ、フェイントを使って、ディフェンス・オフェンスのすぐれたシャドウ、マスボクシング
本日の課題 7月24日
ディフェンス(防御)とオフェンスについて
ディフェンスとオフェンスの現在のバランス力
①オフェンス
木が倒れるぞ(木が倒れるぞは、オフェンスの高度な技術を要する基本ステップ)
木が倒れるぞが、70~80%できる。
②ディフェンス
ボビングは、両拇指と膝のバネを使って骨盤を左右の膝の上に乗せることによって、上半身、すなわち頭および顔面を左右にずらし、パンチをかわす基本。
ボビングは、膝と拇指が使えていないので、上半身で頭部を動かしている。
難しい技術だが、ボビングをマスターすることがうまくなるための最短コースである。
現在、練習では30%できる。
練習で100%できて、実践では60%ぐらいの精度に落ちる。
ディフェンスの練習を、オフェンスの3倍行う。
③足が使える。
今日からの練習について
コーチと相談し、自分の現在の短所を改善し、長所を伸ばし、トータルバランスのとれた選手になれるように練習メニューを組む。
練習メニューに沿って行い、1日ずつ成長し、40日かけて目標を達成する。
方法
ディフェンスの練習(40分)
ジャブからワンツー、ワンツーフック、ランダムにコーチに打ってもらって左右の拇指と膝に体重を乗せて踵を浮かせて、正中線でダックできるよう練習する。
静止してパンチを打ってもらって、廻りながら、できるだけ早いスピードに上げて行く。
その間、打つ事よりも、力を抜いてダックを両拇指とひざで正確に行って、すばやくスムーズに素早くかわす練習を行う。
目的はダックを両拇指と膝で踵を浮かして行い、だんだん早い実践のスピードのパンチをかわせるように合理的に練習し、実践スピードで正確なボビングができるように練習する。
オフェンスの練習(30分)
①一歩踏み込んでジャブ。
一歩下がってもらってワンツー。
②半歩踏み込んでジャブ。
一歩下がってもらってワンツー。
③その場でジャブ。
一歩下がってもらってワンツー。
④踏み込んでジャブ。
元に位置に下がってパンチを打ってもらって、かわして再び踏み込んでワンツー。
⑤踏み込んでジャブ
踏み込んでジャブ、ジャブ、少し下がってもらってワンツー。
⑥踏み込んでジャブ、ジャブ、ワンツースリー。
ワンツーをうまくなるために
⑦踏み込んでジャブ
⑦踏み込んでジャブ、ジャブ、ワンツーを連続する。連続しながら、ワンツーのタイミングと右ストレートを力を抜いて拇指に体重を乗せて、左脚の壁をつくって、右の拇指を内から回し、骨盤を回旋させてスムーズに右ストレートを打つ練習をする。
フットワーク
カット、ボビング、下がって左右にサークリング、左サイドを取って左ジャブ。リング全体を使い、左へ回りながら相手を中心に置いて打ち、コーナーに追い詰める。
スナッチとクロス
コンパクトに正確に行えるよう練習する。
試合を9月1日に設定する。
9月1日の試合を想定して減量に入いる。
最初の2週間ゆっくり、残り2~3週間きっちりと減量。
59.5キロに。
練習は、試合を想定したものとする。
①ボビングのマスター。
②ジャブ、ワンツー、とくに右ストレートが上半身の力を抜いて体重を左脚に乗せて右拇指内回りで骨盤を回旋し、コンパクトに早く打てるようにする。
③足を使う。
カット、ボビング、下がって左右にサークリング、現在の短所を改善し、長所を伸ばし、トータルバランス(ディフェンス、オフェンス、足を使う)がよくなるようにする。