握りのタイミング13

blanceバランスが崩れてしまったら、次の動作に移れない。
パンチをかわされたときに、バランスを崩さないようにしておく。
次の攻撃・防御にすぐに対応出来る構えを作ることができる。
次の動作に即、繋げることができるのである。

そのためには、下から力を作ることをイメージする。
パンチを放つ反対側の足の壁をしっかり作る。
壁がしっかりしてると、パンチがぶれない。

パンチを放つ側の足で、下半身の力を作り、他方の足で壁を作る。

この壁がしっかりしてると、ぴたっと止めることができる。
下半身の力に握りを合わせることができるようになる。

握りは、インパクトの瞬間だけ握る。
当たる瞬間まで、腕には一切の力を入れない。
下半身の回旋力に合わせ、肘をあげるだけ。
回す足と、止める壁のバランスが決まってくると、拳を握るタイミングが揃ってくる。
揃ったところがパンチが効くところであり、有効打になるところである。
パンチをどこで当てるか、効かせるということが分かってくる。
パンチは手で打つのではない。パンチは下半身の力を使って、全身で打つのである。

下半身が決まってくると、同じところに打てるから、握る位置が決まってくる。
下半身に上半身を揃える。

■左フックの場合
image右足を壁にして左足で回して、下半身の力を拳に伝える。
その時に左手を挙げる、握る位置が決まってくる。
自然とあたる位置、一番効く位置、効かせる事が出来る位置が分かってくる。
一番効く位置で握りを揃えるだけである。
そうすれば握るだけで効く。
それができない理由は、下半身が作れてないから、一発一発打つパンチでバランスを崩す。
バランスを崩すから、1回1回握る位置が変わるので、パンチが効かない。当たっても効かないし、当たらない。
ボコボコ当たるかも知れないけれども効かない。

当たる位置が定まらないので、毎回毎回当たる位置が変わるので、当たらないし、当たっても効かない。

下半身の力に合わせて握りを合わせる。そうすることでパンチ力が出て、パンチが強くなる。
力まずにパンチを打つ。力まずに打ったパンチで最強に効かせることができる。
力まずに打ったパンチが一番強いのである。

■ディフェンスについて
boxing_kawasu自分の顔の位置を大きく変えるために、正中線を使ったピボットを行う。
ピボットは拇指を使って正中線の位置を変える、決して片足に重心をかけない。
攻防は、距離の取り合い、位置の取り合いから始まる。

大きくかわすとき。サークリングを行う。

サークリングはゆっくりすり足で回る。
ピボットして反対側に回る。
外側の拇指にシフトウェイトして正中線の位置を変える。
片足に体重をかけない。
これを何度か行う。

右足を後ろに引いて、左足を右足に平行に合わせる。
サイドステップをして、動く側と反対側にフェイントをかける。
そしてフェイントをかけて反対側に動いて、同じ事を繰り返す。
左足に前に出してオンガードに構える。
相手が攻めてきたら、打ち込んでくるようであれば、ピボットしてかわして打つ。
それを何度か繰り返す。
自分が動きたいのであれば、右足を引いて、両足を平行に揃えてサークリング。

imageボビング中は、ダッキングを丁寧にしてから、次の動きに繋げておく。一歩ステップインして、ワンツー、バックステップして、ジャブ、ワンツー、サイドステップして打つこともある。
すべてのケースに言えることは、かわしてから打つ。かわすときは正確にかわす。頭の位置を変えるが、正中線の位置は崩さない。

距離で合わすときは、足で動かす。
そしてお互いに距離と位置の取り合いをする。
ポジショニング、間合いの取り合いをする。
互いに打ってよく、守ってよい位置でいたいはず。
その位置の取り合いをしている。

ボクシングの位置の取り合いで、向かってきたら、かわして打つか、嫌ならバックステップで下がるか、サイドステップでサイドに動く。
後ろに下がる場合は、真後ろに下がらない。
サイドにかわす。

「一つ人つやらなればならないことは、沢山あるけれど、同時にやることが一つの動作であること、一つの動作と認識して、できるまで練習する。」

今日練習で教わった向井コーチからの金言である。
金言として、しっかりと心と頭のなかに入れて、明日からの練習を励みたい。本日のご指導、有り難うございました。

合掌

公開日:2016年8月22日 更新日:2016年8月16日 ©