攻撃する前に、まずディフェスができることが何より大切である。6

lgi01a201308200600ボビングは、膝・腰の力を抜いて、拳一つ、顔面の位置をずらしてかわして、バネをしっかりつけてもとの位置、すなわちオンガードポジションに戻す。
オンガードに戻ってから膝をたたんでパンチをうつと、コンパクトに早いパンチが打てる。

ワンツーを打つときの基本は、オンガードに戻ってから左の壁をつくって、右の膝をたたんで母指・膝・腰と回旋させてパンチを放つ。
このとき、右の背筋と左の腹筋を使うと、スピードのあるパンチが打てる。さらに、当たる瞬間に拳を握ることを意識する。相手が動いて離れても体が流れず、近寄ってきた場合でも、その距離で拳を握れば強いパンチが最速で打てる。

左を打つときは、すなわち左のフックやアッパーを打つときは、右の壁をしっかりつくって、母指・膝・腰の回旋の力を拳に伝えてパンチを放つ。フックの時は、少し肘を上げて、アッパーの時は、より右膝の壁をつくって当たる瞬間、すなわちインパクトの瞬間、拳を握りパンチをコンパクトに放つ。

ワンツーが当たったら、フックやアッパーがかわせる。ワンツーが当たらなかったり、かわされたら、オンガードポジションに戻り、ダックダックのディフェンスに戻る。手ばかり打つことばかり意識すると、パンチが打てなくなる。一箇所に力が入ると、パンチが死ぬ。パンチは全身で打つ。全身の動きを意識する方がスムーズに打てる。よいパンチを打つためには、全身で打つことである。

全身で打つとは、どこにも部分的な力みがなく、母指に体重を乗せて、打つパンチの反対側の足の壁をしっかりつくって、母指・膝・腰の回旋の力を拳に伝え、インパクトの瞬間、拳を握るだけである。
全身の力が拳に集中するので、力を入れて力んで打つパンチより遙かに早く強いパンチが打てる。

IMG_5871ボクシングは、力を抜いて力まず全身の力を拳に集約して打つのである。それを全身で打つという。ラウンド中は、踵を上げ両拇指に体重を乗せて、ダックダックのボビングを続けてリズムを刻み続ける。打ち合いを避けたいときや息抜きをしたいときは、フットワークをつかって距離で離し、息抜きをしてもよいが、気は抜かない。

ダックは横の動きをともない、ステップは縦の動きである。だからダックダックの時、横にぶれないように意識することでバランスを崩さず、スムーズに踏み込むことが出来る。またステップインの踏み込む力は、決して力まず、丁度よい力加減にする。力むと体が前に流れてしまうので、決して流れなくなるまで練習で無意識まで落とし込んでおく

ダックダックは、すべてのパンチを打つ前のリズムづくりであり、ディフェンスであるダックでうまく攻撃のリズムをつくる練習をする。ダックから、試合は始まっているのである。

相手が攻めてきたとき、ガードしながら、ずるずる後ろに下がらない。相手のパンチをしっかり受けとめて、相手のパンチを殺す。
しっかりガードできることを相手に示す。

それでもかわせない時は、バックステップしてスペースをつくってかわすか、まっすぐ後ろに下がらず、ステップを左右に踏んでかわす。

今日はディフェンスの大切さを向井コーチより教わり、あらためて肝に銘じることができた。
金言として、しっかりと心と頭のなかに入れて、明日からの練習を励みたい。本日のご指導、有り難うございました。

合掌

公開日:2016年7月25日 更新日:2016年8月16日 ©