普段の練習で常に本番を意識する4

ワンツーの打ち方について

ダックのとき、膝を内にたたんでダックする(母指に体重をのせて)ことを意識する。膝を開いてダックしていると、パンチを打つ前に膝をたためず、体が開いてしまって相手に打ち込むスペースを作ってしまい、狙い撃ちされやすい。

gi01a201503160000ダックのときに膝がたたんでいることが大事なので、ダックダックから膝をたためるように意識して、ワンツーのときも膝がたためるようにしておく。
ダックダックからステップインするときも、膝を内にたたんでおくことで、ワンツーが膝が開かずにスムーズに打てる。

ワンツーの後ろ足については、ステップインする前のダックから母指に体重をかけて、膝を内側にたたむようにして打つと、体が開かない。

boxing_woman※私の場合、母指だけにかける体重が小指側にも逃げてしまっているので、それを戻そうとしてふくらはぎに余計な力がかかり痛みが出ている。
母指・膝・股関節・骨盤・肩甲骨・肩、全身の一部に硬さがあれば体は柔軟に使えない。
体を軟らかくしておいて、かつボクシングを軟らかく使えるようにしておく。どんどん力が入ってくるので、力を抜く意識を常にもって臨む。力まないように、ボクシングの中に柔軟さを常にイメージして体を動かすこと。

ワンツーで右を打ったとき、左脚の足の壁をしっかり作っておくこと。壁を作っておくことで、その壁の力がバランスを支える力になって強い左フック・アッパーが打てるのである。

S__25444391左フックを打つときは、右側の足の壁を作る。右足の壁を作っておくことで、左を強く振れるのである。
左を強く振っても、右の壁を作っておけば、左からどんなに強い力がかかっても壁が支えとなってバランスを崩さない。打った後、自分が体が流れずバランスを保ち、すぐオンガードポジションが取れる。
右を打つときは左足の壁、左を打つときは右足の壁、手でパンチを打つ側の反対側の足の壁を意識しておくこと。
シャドーでも、相手を前にしても、ミットうちでも、無意識でできるようになるまで練習しておくこと。
試合のとき、どんなに強い相手がきても必死で闘うは、間違いである。必死で手を出すという形になると、間違った必死である。
どんな相手がきても、いつもの練習のとおり、力を抜いてより早く、たくさん集中してパンチを出して、打つことが出来るようになることに必死になることである。
正しい努力をしないと、結果がでない。
常に正しい努力をする。
間違った努力では損、成果に結びつかない。
自分の求めている結果に繋げるためには、正しい努力をすること。

af8609a144b377da98377c2f55b2737eどのパンチも常にコンパクトに打つ意識をもっておく。
ボディを打つときも、同じである。
コンパクトに打つと、相手に見えにくい。見えないパンチを打つのである。
見えないパンチをボディに放つと、ボディを締める暇がないので、効かせることができるのである。
パンチは、いかにコンパクトでノーモーションで打てるかにかかっている。
パンチが見えると我慢されてしまう。なぜなら、パンチが見えると意識でき、腹筋を締めることができるので、我慢できるのである。
見えるパンチは我慢できるが、見えないパンチは我慢できないのである。
ボクサーは筋肉ではなく、飛んできたパンチに対して反射的に筋肉を引き締めることができる神経系を鍛えることが大切である。

相手のモーションを読んで予測できれば、パンチをもらいにくい。

lgi01a201308200600かわしやすい。自分のパンチは、モーションをつけずに、コンパクトに打つことによって相手にパンチを読ませないことが大切。
そうすることで自分のパンチを当てることが出来るのである。
自分のリズムを刻むことが大切。自分のリズムをいつも刻んでおくことで、試合を自分のペースにすることができる。相手にパンチを当てやすく、また相手のパンチをもらいにくい。
うまく自分のペースを刻めば、自分のペースにもってゆくことができる。

本日のいちばん大切な結論。

gatag-00004789どれだけ普段の練習で相手が前にいることを意識して練習出来るかと言うことが、本番でいつもの力が出せるかということに繋がってゆく。
いつもの練習のときに、本番(試合)を意識していることで試合のときに練習してきたことが出せるようになるのである。普段の練習のときに常に試合をイメージして力まないようなしておくことである。そうすれば試合のとき、力まずにいつものとおり試合ができる。
試合の前に試合の意識をしていたら、間に合わない。
本番では緊張するし、頭が真っ白になってしまうこともある。もともと普段の5、6割出せれば良い方である。3,4割しか出せないこともある。
真っ白になったときこそ、練習でやったことしかでない。
だから普段の練習で、試合をイメージして常に練習していることが大切。無意識まで落とし込んでおけば、たとえ試合で真っ白になっても、練習でやったことが出来るのである。
試合はお披露目である。練習でしてきたことを出す事が試合である。
良い格好をみせるのではなく、練習してきたことを出すだけ。逆に言えば、試合では練習してきたことしか出来ない。
だから練習のときから何時も練習をイメージして練習を行う。
だから練習は試合であると言っても過言ではない。
たとえ鏡でパンチを打つときも、シャドーでも、どれだけ相手をイメージしてできるかが一番大切なことである。
これが今日の練習で教わったことであり、向井コーチの金言である。
金言として、しっかりと心と頭のなかに入れて、明日からの練習を励みたい。本日のご指導、有り難うございました。

合掌