試合に向けて学んだ事(ボクシング)3

image_box試合で勝つためには、ボクシングの技術が勝ることが何より大切である。相手が大きいとか、リーチが長いとかはさほど関係がない。

ステップインについて
ステップインは、パンチを当てるために行う。そこで大切なことは
必要最小限の力で踏み込むことである。丁度良いあんばいな力で踏み込むことを身体に覚えさせる。

それができたらステップインした後、パンチをスムーズに打つことができるのである。

身体の力を抜いてその余裕を、ステップインした後のパンチやパンチを繰り出すスピードに活かすことができる。

そこに力みや緊張があっては駄目。
力みや緊張があると身体が流れてステップインしてからパンチがでないのである。

また、パンチを打ったら終わりではない。攻防に備えなければならない。打ったときはバランスがくずれた状態であり、打った状態ではかわせないのである。

ボクシングを本気で目指すかわしてまた打ってオンガードのポジションに戻って、攻防の繋ぎができるようになるのである。だから打ってかわして、かわして打って、オンガードのポジションに戻って、はじめて一つの動きが終わるのである。ラウンド中は常にその連続で繋がり、動き続けるのである。そうすることで、自分のリズム感ができる。自分のリズム感ができると、疲れにくい。
相手のリズムでやると疲れる。また相手のペースにはまるとしんどい。

ボクシングは自分のペースで、自分のリズムを常に刻むことが大切である。

自分のリズムを守って疲れない分、攻撃・ディフェンス・フェイント・相手の動き・ステップなど自分のスタミナを別なことにうまく使うのである。
自分のスタミナをうまく使うためには、如何に自分のペースで試合をするか。自分のペースに引き込むかということである。
そうすることで、相手は疲れる。なので自分は相手のペースに引き込まれないことである。

ボクシングは、そういう駆け引きがあるから、技術が勝った方が勝利するのである。とても奥が深いスポーツである。

そのためには練習の内にペース配分を意識して行えるようにしておく。

2分3ラウンドは、短距離走と同じであるので、リズムをもって、ジャブで手を出しながら進めていく。

そうして先に主導権を握る。

主導権を取ると、自分のリズムで戦えるので、疲れない。心の余裕ができ、相手のパンチをかわせるようになる。またかわした後は、必ず手を出して自分のパンチを当てるようにする。かわして終わりじゃない。ラウンド中に終わりはない。ラウンド中は流れの中で常に動いていること。3ラウンドの流れを意識できるようになると良いが、そのためには最初に主導権を取ることが何より大切。
いかに自分のペースでボクシングをできるかである。
スタミナを切らさないためにも自分のペースでボクシングをする。

一旦相手のペースにはまると、こっちのペースに持ってくるには倍のエネルギーが必要である。
そのためにも自分のペースを相手にわたさない。

「ここでもう少しペースアップ」「少し休もう」など、チェンジオブペース(ペース配分)がきちんとできるように練習しておく。
ラウンドの中でチェンジオブペースで山を作り、ポイントを取れる機会を作り上げていく。

ボクシングは技術である。
パンチを当てるためには、かわせることが大切。

かわせること、すなわちディフェンスに自信が持てると、一寸の見切りができる。
パンチが見えているから、わずかな動作でかわすことができるので次の動作にすぐに移れる。

bdfb289a6b5d8924e73cd38520599798相手のパンチをかわしたあとすぐに打てるので、相手のパンチより先にあたるようになる。
相手にすれば、手を出せば必ずかわされ、パンチをあてられることになる。
それがプレッシャーとなり、相手は脚が止まり、前に出にくくなり、結果として相手が後ろにさがるようになる。
そのためには、相手のパンチが見えるようになる、かわせることが大切。

反復練習で、パンチが見えるように、またはかわせるように、練習しておく。そうすれば、一寸の見切りができるようになる。練習では、そのようにイメージしながらシャドーを行い、普段の練習で実践に通じる技術を高めておく。

ボクシングは結局、最後は気持と言うが、気持は持ってて当たり前である。真理は、技術あっていくらのものと言える。

技術あってのボクシング、気持を持ってリングに上がるのは当たり前なのである。

そうしないとボクシングに対しても、相手に対しても失礼である。ボクシング上は多くの人が見ている。誰でも緊張や怖さがつきまとう。いかに平常心で居られるかが重要。雰囲気に引き込まれず、いつも練習している自分をいかに出せるかが大切。良いとこをみせようとよそ行きのボクシングになると、勝てなくなる。誰が何人見ていようと、どこでやろうが、いつもどおりの練習の力を出せるように、普段の練習のときに、試合を何時も想定しておくことが大切である。

普段からそのような気持で練習しておくと、リングに上がったときに怖さや緊張が勇気に変わる。

勇気を普段の練習でつけておくのである。
練習以外での一日の他の時間、24時間を如何にアスリートでいられるかが大切である。この気持の持続により生活態度が変わり、どんな状況でも対応できる心と身体の備えができるのである。

打つためにはきっちりかわすと言うこと、パンチをかわすために、相手のパンチをみて、足を止めずに相手のパンチをかわす。
常にもっとうまくなりたいという気持を持つと、ボクシングを続けることができる。
ボクシングは、膝・腰・肩・肘(角度)・ナックルで、下から順に力を加えてナックルに伝える。それぞれのパンチは同じである。
パンチを打ったら、オンガードの位置にもどす。打った後オンガードにもどっていれば、相手が攻めて打ってきても、即守ることができ、また打つこともできる。

パンチを打つほうの足の母指は、母指を中心にして大きく動く。反対の壁を作る方の足は小さく動く。
もどすときは、打つ方は大きく、壁側は小さく動いて、オンガードにもどす。

コンパクトに鋭いパンチを打てる人は、きっちり足で壁を作れる人。止めれるから強く振れるのである。早く強いパンチが繰り出されるのである。言い換えれば、壁を作れる程度に強く振れるようになるのである。

試合のために、これからボクシングができる心と身体・技術を本格的に作っていく。
昨日の練習で、私はこの技術と心を作ることが何より大切なことを向井コーチより教わったことであり、金言である。
金言として、しっかりと心と頭のなかに入れて、明日からの練習を励みたい。本日のご指導、有り難うございました。

合掌