首・肩の痛みについて

gakukansetsu02最近、首の痛みがとれないという患者様が来院された。元々首や肩がよく凝るということであるが、1ヶ月以上経っても、どこに治療に行ってもとれないのは初めてだ、ということであった。

当院には、どうして来院されたのですかと聞くと、店に来るお客様に教えて頂いたということであった。地元で大きく商売をされている方で、店のお客様から聞いたと言われた。そこに来られたお客様の中で、当院の名前を特に指名して言って下さった方がいることを聞いて、とても嬉しく思った。

病態分析

右の腰から脊柱、そして左肩から首にかけて強い筋緊張がみられた。右腰及び右半身に重心がかかっているので、対角線の左の肩及び首に常に力が入る状態になっている。それから、左肩甲間部及び僧帽筋、そして首から肩甲骨内上角についている筋肉(肩甲挙筋)が異常に短縮していた。更に、斜角筋群及び板状筋に著しい緊張がみられた。

治療方針

illust4238鍼を施術して右の腰の筋肉をゆるめて、骨盤を矯正し、首肩への負担を軽減させる。そして主たる原因である肩甲挙筋、板状筋、斜角筋群を徹底してゆるめる。更に、菱形筋群、上肢帯筋をゆるめて、上半身全体の緊張を取り除く。こうすることで、部分の緊張を早く取るだけでなく、身体のコンディションも良くして行く。

経過

4回の治療で、首も回るようになり、痛みなくなったとのことであった。身体の調子も良くなったということなので、今回の痛みに対する治療は、これで終了とする。
今後の治療は、ご本人の希望に沿い、姿勢の矯正とベストコンディンションをつくるための鍼灸治療を施す。治療は、およそ2週間に1度とし、様子を見たい。