作成者別アーカイブ: 原田 浩一

院の花が満開になっています

IMG_3401最近は、野球肩、肘痛(ゴルフ肘、テニス肘、マウス肘)、顎関節症、腰痛、首肩の凝り、上腕や指先の痺れ、腰から足先の痺れや神経痛、突発性難聴などの方がこられました。

体質自体が悪くなっているのが気になります。
食生活やストレスなどが原因で、気・血・水の流れが悪くなり、回復力が低下している方が多く見られます。

こういう方には、体質を改善して、自然回復力を高めるようにしています。
自然回復力を高めることで、痛い部分への治療効果がスムーズにあがっていくのです。

自然回復力を高めるためには、食生活とストレスが大きく関わってきます。
食べすぎや、飲み過ぎなどの食生活とストレスをため込みすぎないように、気を付けてお過ごしください。

院の前に沢山ある春から秋に咲く花が今満開です。

台風の度に沢山の鉢を院内に運ぶのは大変ですが、大切に育てています。

もうすぐ植え替えの時期です。
花を見ていると、心が癒やされると患者様に言って頂くと嬉しく感じます。

健康道の実践

bdfb289a6b5d8924e73cd38520599798週二回、ボクシングの練習をしています。

3ヶ月程前、レスリングの練習で、右手首を2度痛めて、かなり重症化してしまいました。
そのため、この3ヶ月間、左手だけでボクシングをしています。

怪我の功名とでも言うのでしょうか。
左手が右手のように使えるようになってきました。

現在、左手で練習出来るので、
必要悪として一生懸命治療をして改善してきていますが、
もう少しこの状態が続いてもいいと感じています。

ちょっとした仕事の合間や、早朝の仕事前に、
シャドーボクシングを行い技を磨いています。

cc8d043beb07f06fc397b0b3160c2533_s最近、歌とギターを始めました。
友人4人でバンドを組んで、年末を目指して、ボランティアのコンサートを開催しようと考えています。
歌は、早朝とちょっとした時間を見つけて歌っています。

一週間にいちど料理を作っています。
子供から、ボリューム感があって、ヘルシーな料理を作るように頼まれています。
これには少し苦労しています。
油を使う料理を全て炊く蒸すに変えています。

ヘルシーな料理はできるのですが、
ボリューム感を出すのに、毎回頭を捻っています。

6c110623898b853576e215cbe5b31db1_l週に一度、院でヨガを行っています。
ヨガと冥想とリハビリです。

院の一室を安らぎの空間と、仕事へのモチベーションを高める空間に変えました。

健康道の実践は、仕事の意欲やモチベーションを高め、
質の高い治療に繋がっています。

この文章をみて、来院くださる方が増えています。
今自分しかできない治療に取りくんでいます。

40年の経験を活かして、東洋医学を国民医療として高く認識頂けるよう励んでいます。

どこにいっても改善しなかった方
最後にお越し下さい。

春の病気で気をつけたい、2つのこと

春の病気は、

①内科系
②運動器系

の病気があり、
それぞれ以下の疾患や症状が起こりやすいため、注意が必要です。

簡単な気をつけることもありますので、ぜひ実践してください。

①春の内科系の病気とは?

内科系の病気としては、
「ふらつき」
があります。

ふらつきを起こす「風(ふう)」とは?

自然界の風は、木の葉が揺れるという状態をもたらします。
また風(ふう)は、突然現れて、突然消えて、陽性で良く動き、舞い上がります。

内科系の病気の症状「ふらつき」は風(ふう)が影響します。
春は強い風が吹きます。外風が身体の中に侵入したためです。

目眩
東洋医学(中医学)では、風(ふう)を「百病の長」と言います。
風(ふう)は、さまざまな病気を連れてくるという意味です。

風(ふう)が連れてくる病気としては、
まず風(ふう)です。外風が身体の中に侵入したためです。
そのため、目眩やふらつきがおこるのです。

その他に、風(ふう)は、熱や湿を連れてきて、風湿の邪、風温の邪となります。
これらの邪が、身体の中に入ると、湿疹や痒みが起こりやすいです。

風(ふう)は、腠理(皮膚のキメ)をこじ開ける役目をします。

風(ふう)からの防御法

春はあたたかくなり、服を脱ぎたくなりますが、風は特に首筋の風門から進入するので、ウインドブレーカー、首巻き、マスク、帽子などで防御しましょう。

風さえ防止すれば、いくら寒くても、いくら暑くても、寒や熱は風(ふう)を伴わないと、身体の中にはなかなか進入できないからです。

②春の運動器系の病気とは?

kansetsutsuu_koshi
春の運動器系の病気の病気としては、
・腰痛
・膝痛
・寝違い
・肩こり
・背部痛
・こむらがえり
・野球肩
・ゴルフ肘
・バトミントン肘
・マウス肘
・顎関節症
・手足の神経痛

等があります。

何故春におこるのか?

これは、春の季節の変化の速さに対応できていないからです。
私たちの身体は、冬の身体の状態なので、急には変化できないのです。

筋肉は、ゆっくり動くのには慣れています。

春になり、暖かくなると、身体が自然と速く動くので
筋肉がその動きについていけないのです。

春の運動器系の病気の予防

walking_woman
運動をする時は、「運動前のアップ」「運動後のクールダウン」が必要なのは全シーズン。

春に向けての基礎体力の増強、体幹力のアップなどが1ヶ月程は特に意識的に行う必要があります。

普段あまり運動されない方は、特に痛めやすいですので、意識してみてください。

当院の理念

鍼灸発祥の地、中国の4千年の歴史に基づく
中医学理論に基づく鍼灸治療を行います。

6千年の歴史をもつヨガの思想を大切にし、
ヨガの行法を実践しながらすべての治療に臨みます。

はじめに

当院のミッション

幼少からの私の思いと繋がっているので、まずはそこからお話し致します。

父のポリシー

akogare私は父が銀行員の家庭で育ちました。物心がついた時から、父は銀行の支店長で、誰もが一目を置くポリシーを持っておりました。いつも数人の部下を連れてきて、お酒を飲んで話をしていました。母が料理を出して、世話をして、和やかな雰囲気で、話をする父が好きでした。父はいつも「なるほど、そうか」と、小学生でもわかるような例え話をして、導くのが上手でした。父の話に私はいつも、心を揺さぶられるような感動を覚えました。だから、父の言葉が勝手に耳に入ってきました。そんな父をいつも尊敬していたので、私も父のようになりたいと思っていました。

銀行員として生きがいを

businessman_aisatsu
大学を出て、株式会社四国銀行に入行しました。
「門前の小僧、習わぬ経を読む」で、入行後まもなく、私はトップセールスマンになりました「私は日本一の銀行員、あなたのお金を誰よりも、どこに預けるよりもお金をたくさん貯めて見せます。私にあなたの仕事をさせてください、仕事をさせていただくことが何よりの喜びであり、生き甲斐なのです」という気持ちで全ての方に接しました。熱い思いがあるから私を信頼してくれる。ただ、この思いで、私はトップセールスマンになることができたのです。個々の顧客を研究し、ニーズにあわせて先々にサービスを提供する、そんなことは当たり前のことなのです。一流の銀行員になる、重役になる、という将来の目標を明確にかつ具体的に持ち、一人一人に誠意を持って、一生懸命に接していました。その誠意と感謝の気持ちこそが、私が父に教えてもらったことなのです。

絶望的な慢性膵炎の発症

pose_zetsubou_man
入行後5年目、夢に向かってもっとも張り切っていた矢先に、私は慢性膵炎という病気になりました。医者から治らないと宣告され、お酒も一生飲めないと言われ、突然、どん底に落とされた気持ちになりました。生涯の夢を絶たれたようで、寄る辺をなくしていた当時、それは大変苦しい日々でした。銀行員としてはこんな身体ではやっていけない、それでも私は、夢を捨てることは出来ませんでした。私は何としても銀行員としてやっていきたいと思いました。

ヨガとの出会い
感銘を受けた沖先生の言葉

我が師沖正弘そんな時、病気を何でも治せる先生が静岡にいると聞き、藁(わら)をもすがる気持ちで沖道ヨガに行きました。

「慢性膵炎になったのは、君にそれを乗り越える力があるから、その病気を与えられたのだ。その縁を大切にしなさい。」

この言葉は衝撃そのものでした。

症状は健康回復運動である

いまでこそ理解できることですが、「症状は健康回復運動である。病を治そうとして、身体が自ら起こしている生命反応である。その回復運動が症状である。だから、症状は教えであり、大切なものである。症状がある限り死ぬことはない。病気になるような生活を続けているから病気で死ぬのであって、病気で死ぬ人間はいない。」のです。

病気を縁として活用する

我が師 沖正弘導師「だから、病気を縁として活用し、病気になるような生活や考え方、気持ちの持ち方そのものを改めなさい」

このように言葉をかけてくださったのです。
これらの感覚は一般的には世間の常識とは反対です。病気になれば、誰でも不安や恐怖、自責感や絶望感、孤独に陥り自信をなくすなど、様々なマイナス感情に囚われます。

現代医学で治らない疾患もある

ですから病気は悪いもの、というのが世間の常識です。

しかし、さらに深く考えてみますと、現代医学で治らない疾患はたくさんあります。
特に慢性疾患に対しては、ほとんど無力であると言っても過言ではありません。むしろ、生活や気持ちの持ち方を変えることこそが、遥かに効果的な治し方であると言えます。
ですが、普通はそのような発想はなく、医者からさじを投げられれば途方に暮れるだけになります。病気は治してもらうもの、病気は自分が創るとか、自分で治すという発想は中々、生まれないものです。

生活ヨガの実践

6c110623898b853576e215cbe5b31db1_l私は、「人間には自然に回復する能力が与えられている、症状は健康回復運動である」
という沖先生の言葉を何度も繰り返し、繰り返し唱和しました。その教えに従い、ヨガを生活、仕事の中に取り入れることを実践しました。

ヨガの同好会を始めて

book_fusen_yoko友人に声を掛け、青少年センターでヨガの同好会を始めました。沖先生に「教えることが最大の学びである」と言われたからです。手当たり次第に本を読み、また、本部のインストラクターより指導を受けました。確かに教えることは至難で、夢中で勉強し、実践し、学んでいかなければならなくなりました。しかしそれは、私にとって、健康について考える最大の場となりました

早朝ヨガを始めて

IMG_0001最初の2,3年は、絶望感に伴う鈍痛に絶えず襲われ、何をやっても症状は全く変わらず、不安や恐怖、自責感や絶望感、マイナス感情に何度も襲われました。こんなことではいけない、もっと修行しないと病気は良くならないと思い、私は決心しました。毎日の修養として、毎朝6時から7時半まで、近所の公民館でヨガ指導を始めました。生徒さんは10人でしたが、7年間、一人も辞めずに続けることが出来ました。その朝の会を始めて1,2年経った頃でしょうか、9時から23時頃までが仕事の時間でしたが、23時になっても何だか気持ちがしっかりしていることに気が付きました。5人の友人から始めた同好会も1年、2年と経つ内に、20人、30人と増え、5年後には500人の会員を持つまでになりました。

絶望感の中で夢を持ち続けて

病気があるからこそ、今周りにこのような時間と空間があり、人間関係が育っていったのであって、もし病気になっていなかったら、このような温かい結びつきを創ることは出来なかった。自分が生かされているとか、感謝されているとか、自分が必要な存在だと感じており、友情や愛情を感じていく過程で、病気であることに対するマイナスイメージが払拭されて、絶望感に伴う鈍痛の中でも夢だけは持ち続けることが出来ました。

マイナスの感情から解放されたとき、自己回復能力が高まる

意識病気が自分にとって都合の悪い物であるという感情から、自分にとって今は必要な物、必要悪であり、健康になれるかもしれないための原動力である。もし、病気でなかったら、ここまでやれない、だから病気に感謝である。病気を縁として活用するというプラスの気持ちを、いつしか持てるようになりました。その時から、病気の進行は止まります。病気であるというマイナスの感情から解放されたとき、自己回復能力が自然と高まっていくのです。病気から離れることで、不安や恐怖、自責感や絶望感、マイナスの感情から解放され、自然回復力が働き始めるのです。沖先生の言葉を実践した御陰で、私は仕事に専念し、トップセールスを10年間、銀行を辞めるその時まで続けることが出来ました。

生涯をかけて治療の道に進む

MG_1121-624x415私は病気になって、世の中にはこんなにも沢山の病気で苦しんでいる人がいることを知りました。そこで、私はとても迷いました。銀行員を続けて子供のときからの夢を目指そうかどうしようか。銀行員はただの職業でなく、幼い頃からの特別な存在だったからです。そして2年後、私は生涯をかけて治療の道に進むことを決意しました。反対する両親だけは、どうしても説得できませんでした。父母の夢を裏切った形になってしまいました。

人に接する心を大切に

私は、銀行時代に実践していたように、治療の世界でも、人に接する心を何よりも大切にしています。自分の情熱とその人を想う心がなければ、ただの治し屋です。病気には悩みや不安、恐怖、葛藤がつきものです。病気を治すのではなく病人を治すのだ、症状を取り除くのではなく、根本的な疾病の改善に取り組み、健康に導くのだという信念に至りました。

病気の原因は生活習慣の中にある

7f78db7ade87234cbd216c5b5e08e397_m身体はストレスや精神状態の影響を常に受けています。しかし、そのことが病気の大きな原因になっていることを、ほとんどの方は気がついていません。だから、まず心の状態を診るのです。

更に、病気の原因は生活習慣の中にあります。睡眠や食生活、人間関係、自然環境などの全てが原因となるのです。患者様が人や社会に対して、どのような気持ちや態度で接しようとしているか、それを知ることはとても大切です。
人の身体を診るには、感情の変化や精神状態、生活習慣など、全てを丸ごと見通すことが大切です。私は、治療に必要な臨床心理学も学び続けています

人の身体の中まで見通す

私の問診は多岐に渡ります。人の身体は、点や線、面ではなく、全体を球体で診ることが大切なのです。全体像が分かれば答えは自ずと見えてくるからです。正確な診断の基に、的確な治療を・・・。これが私の治療のポリシーです。東洋医学の道に入って38年、開業して25年、この道に出会えたことに感謝しています。

中医学は宝の宝庫

郭義先生と

第三回世界中医学大会の筆者
(向かって右;郭 義 左;原田浩一)
天津水城公園にて

開業して7,8年経った頃でしたか、東京衛生学園の中医学のパイオニアであり第一人者である兵頭明先生よりお電話を頂き、中国の大学院の勉強が日本で出来るようになったので、その最初のモニターになってくれないか、というお誘いを受けました。臨床家であり、中医学が分かっていると言うことが条件でした。私は3年半、東京で中医学を学び、中医学の治療を実践していたので、お声をかけていただいた、という訳です。その後、中国天津中医薬大学大学院の講座を全て修了することが出来ました。中医学の素晴らしさを改めて知っただけでなく、鍼灸の現代医学的研究の世界の第一人者である郭義先生と生涯の知友となることができました

治療に再現性がある

MG_1091証が異なれば同じ病名でも、現代医学とは異なり、治療方法は一人一人異なります。証が同じであれば病名は異なっても、同じ治療です。同じ効果が出るからです。
証に基ずく治療は、世界中、いつ、どこで、誰に何度治療を施しても、再現性があるのです。同じ効果をもたらすと言うことです。
再現性があるということは、中医学は科学です。
また治療を始める前から、治療後の効果や結果を大体において予測する事も可能です。結果を予測して治療を行うのです。
効果が出ないときは,直ちに証に立ち戻り、証を改めて検討し証を立て直します。
治療効果が出ないときも、何度でも証を見直し、最後まで諦めません

健康総合修養道場の建立

2020年8月、沖ヨガ道場のやり方を私なりに再生し、
修養、修行出来る場を作ります。
そして誰もが心と身体の健康と修養、修業ができるコミュニティを作ります。
そこではレスリング、ボクシング、
英会話、中国語、世界史、日本史、弾き語りなど、
他にもさまざまなことを学ぶことができるようにしていきます。
全てを修養の場とし、行法として行います。

手や足の神経痛、痺れについて、説明してゆきます

手の神経痛や痺れは、どうして起こるの・・・・?

sick_te_shibire手や足のしびれを訴えて、多くの患者様が来院されます。一般的に述べると、手、すなわち上腕及び手のひらや指の痺れや神経痛は、頸部に原因があります。頸部の骨の病気か、筋肉の緊張による神経圧迫です。

足の神経痛や痺れは、どうして起こるの・・・・?

一般的に足、すなわち臀部や鼠径部、大腿部、下腿部、足先の痺れは、腰部に原因があります。腰部の骨の病気か、腰部および臀部の筋肉の緊張による神経圧迫です。

手の痺れは、頸部のどんな疾患が原因・・・・?

頸部の骨の疾患としては、頸部の椎骨の一部が変形し、軟骨がすり減る病気、「頸椎症」があります。また骨に異常がなく、頸部及び胸郭の筋肉群の緊張によって、起こる場合があります。胸郭出口症候群と言います。

手の痺れは、どの部位を治療すれば良いの・・・・・?

bensyou手すなわち上腕及び指先までの神経は、頸椎の椎骨の間から出て、鎖骨の下を通って指先までつながっています。そのために手が痺れるのです。痺れているその場所が悪いのではありません。たとえ指先が痺れていても、原因は頸部の椎骨及び筋群にあるのです。ですから、治療しなければならない部位は、頸部及び胸郭の筋群及び肩背筋群となります。頸部と肩背筋群は密接に関係しているからです。

頸部から手まで繋がっている神経は、尺骨神経、橈骨神経、正中神経の3つの神経に分けられます。通過する部位が異なるので、神経が支配する部位も異なります。ですので、痺れる部位や範囲によってどの神経が圧迫されているか分かります。同時に2つの神経が圧迫されていることもあります。

足の痺れは、腰部のどんな疾患が原因・・・・?

腰部の骨の疾患としては、椎間板ヘルニア、脊柱間狭窄症、分離すべり症、圧迫骨折、変形性脊椎症があります
また骨に異常がなく、腰部および臀部の筋肉部の緊張によって起こる場合があります。筋筋膜性腰痛症や梨状筋症候群などによるものです。

原因

何故、頸部や腰部の骨が変形したり、変位を起こすのでしょう。また頸部や腰部の筋肉は、何故過剰な緊張を引き起こすのでしょう。その原因をこれから見ていきましょう。

椎骨や軟骨の変形や変異について

なぜ骨が変形したり、筋肉が硬くなるのでしょうか

kiritsukin骨は筋肉によって支持され、支えられているので、筋肉がなくては骨だけでは、運動することも、歩くことも、立つことも出来ません。

一つの骨を何種類もの筋肉があらゆる方向から支えています。また、筋肉は何層にもなっており、それぞれが骨を支柱として筋肉群が支え、運動するための役割を果たしています。

頸部の筋肉は、腰部や骨盤の筋肉の状態や姿勢の影響も受けます。なぜなら、骨盤の上に背骨(脊柱)がのり、その上に頭をのせています。骨盤(仙骨)から腰部、背部、頸部まで、一番深層にはそれらを支持する筋肉である、多裂筋や回旋筋が連なり、その上に脊柱起立筋が腰部から頸部までのびて、支えています。中間層に腰部の筋群、肩背及び頚筋群があり、その上にみなさんがよくご存知の、後背筋や僧帽筋が脊柱を支えているのです。

骨や筋肉は姿勢や動作、
身体の動きの影響を常に受けています

腰部や臀部の筋群の緊張によっても足の神経痛や痺れが起こる

c1ee6ae8c5d5da610f831ca56270afd0たとえば、歩きすぎて足が疲れてふくらはぎが痛くなるとします。ふくらはぎの緊張は、大腿部や臀部、腰部にも及びます。下腿部の疲れは、臀部に影響し、臀部の腰部に対する支持力が低下すると、腰部の緊張を引き起こし腰痛に繋がります
また中腰で過剰な負荷がかかる動作や一定の姿勢が永く続き、一日の回復力以上の負担が腰部にかかり続けると、段々、表層の筋肉だけでなく中間層、さらに深部の筋肉まで緊張を引き起こします

頸部の筋群の緊張によっても手の神経痛や痺れが起こる

パソコンの前に座って一日中仕事をする日が続いているとします。座位で前かがみの姿勢は、腰部にも頸部にも負荷がかかります
頸部の骨は、頭や首が自由に運動し、動かせるように腰部の椎骨に対してかなり細くなっています。
とくに頸部は重い頭を支えているので、細い頸部の骨にとってはかなりの負担となります。そのため、首および胸郭の筋群は、頭を必死に支えようとして激しい緊張を強いられるのです
首の痛みや肩こり、背中の痛みに繋がります。
さらに一日の回復力以上の負荷が頸部にかかり続けると、頸部および胸郭の深部の筋群の過剰な緊張を引き起こすのです。

骨の異常や病気がなくても、腰部や頸部の過剰な筋緊張は、手や足の神経痛や痺れを引き起こします。さらに無理を続けていると頸部や腰部の骨や軟骨の病変につながるのです。

骨や筋肉がどのような影響を受けるか、日常生活の中で見ていきましょう。以下、箇条書きにします。

  1. 椅子に座って、一日の長い時間、同じ姿勢でパソコンにむかっている。

    同じ姿勢を続けていると、強い力がかからなくても、筋肉は疲労し凝りや痛みを引き起こします。同じ姿勢は45分以内とし、席を少し外す、伸びや軽いストレッチをするなどして姿勢を変えましょう。

  2. 重い荷物を運んだり、移動させたりしている。

    腰や臀部、足、頭部および頸部にも負荷がかかります。正しい姿勢で呼吸を動作に合わせて、気持ちを集中させて行いましょう。

  3. 同じ姿勢、動作又は不自然な姿勢で手作業を続ける。

    軽微な作業でも、長い時間続くと筋肉や骨に大きな負荷がかかります。続けて仕事をしていると、集中力が落ち能率が低下します。能率を上げるために一休みすることを選択しましょう。

  4. 中腰や膝をついて作業をするなど、不自然な動作が続く。

    過剰な負荷がかかる労働は、筋肉を鍛えることにはなりません。運動などして筋肉を鍛えておきましょう。

  5. 月に3~4回、又は5~8回、週に1~2回激しくスポーツを行う。

    スポーツはストレス発散になり健康にもとても良いのですが、週1~2回のスポーツは、身体の頑張りすぎになることもあります。スポーツをするその一日のために、日頃より10分、15分でも運動しましょう。

  6. 猫背や0脚などの癖付いた姿勢で 仕事や生活を行なっている。

    猫背、0脚になると、下半身の力が抜け、上半身に力が入った姿勢となります。猫背、0脚は改善できるので是非とも治療しましょう。

  7. 同じ場所、一定の角度でテレビを見続ける。

    骨盤や腰椎・頸椎の歪みに繋がります。
    見る姿勢や場所を変えましょう。

  8. 常に何かに悩み、ストレスが多い。人前で自分の気持ちを隠し、我慢して出せないので、フラストレーションが多い。精神過労が続く。

    イライラとするだけで血液が酸性化し、筋肉が緊張します。精神的な緊張は筋肉の緊張につながり、全身が疲労します。良いカウンセラーやメンターと繋がりをもつなどして、できるだけ早くストレスを解消しましょう。

これらの疾患を主に扱う病院は整形外科です

整形外科では、主に投薬、注射、牽引などの物療によって治療を施します。

これらの疾患を扱う治療所

○鍼灸院、整骨院、鍼灸整骨院、マッサージ院、カイロプラクティック院、整体院などがあります。
☆鍼灸、マッサージ、整体、矯正、カイロ、心理療法、様々な方法を合わせてできる治療所もあります。

当院の治療方法

頸椎について

左の首から肩、上腕外側にかけてのしびれと痛だるさが治りました。

●症状

左の首から肩、上腕外側にかけてのしびれと痛だるさ。気持ちがイライラし何事にも集中できない。就寝中に症状で目が覚める。・鎮静剤や温湿布も全く効果が無い。 以前はこの症状は2日ほどで治まっていたが、今回は1週間継続したため受診した。

●受診 

こちらを選んだ理由は、以前坐骨神経痛で整形外科に掛かった時の対症療法にがっかりしたことと、体の深くにまで直接働きかけてくれそうな鍼灸に興味があったからだ。ネットを利用し服部駅に複数の鍼灸整骨院を見つけたが、「中医学」を標榜されているのはこちらだけであった。また、治療費も他とは差があった。中途半端な判断で症状を長引かせたくなかったので賭けてみた。

 

 

症例1
N.Oさん 女性 42歳 主婦業

主訴

①首を左右に回したり、下を向いたり上を向いたり、横に倒すことができない(頸椎ヘルニア)
②口を開くことができない(顎関節症)

随伴症状

〇首肩の凝り
〇目眩
〇腰痛

現病歴

ある日突然に首が動かなくなる

5441022人目の子供が生まれ、私が真ん中で、三人でサンドイッチになって寝ていました。身動きできない状態で寝ていて、ある日、朝起きたら突然、首が動かなくなりました。病院で頸椎ヘルニアと診断され、MRIで骨が大きく出て、神経を圧迫している写真を見せられました。

いつか手術が必要になる

もし進行して、痺れや麻痺が足に来ると、手術が必要だと言われ、安静を指示されました。その写真を見せられ、手術のことを言われてから、首に負荷がかかる動作がとても不安になりました。事実、ちょっと無理をしたり、つまづいただけで、首が動かなくなりました。

5年間、ロボットのような生活をしていました

katakori_womanこの5年間というもの、首がほとんど動かない状態で、現在もロボットのような生活を続けています。首肩が凝りすぎて、我慢できなくなると、整体や整骨院に行きます。

怖いので首や腰を触らせない

首は絶対触らせないようにしていたそうです。段々腰も痛くなり、腰も触らせないようにしていたそうです。事実触られた後は、首が動かなくなり、余計に悪くなりました。

突然口が開けられなくなる

gakukansetsuこんな生活を5年間続けていましたが、今度は口が開かなくなりました。指一本程度が限度で、それ以上開けると、痛みで開けられません。顎関節症と診断され、口腔外科などに行きましたが、改善されなかったので、鍼治療を受けてみようと思いました。

どんな病態であったか

まず首肩、肩甲間部の筋肉が緊張して、張り詰めてガチガチに固くなっていた。首がほぼ直立で、左右前後ゆっくりにしか動かせない状態である。

動かすことが怖い

また動かす事を恐がっていた。ちょっと触れるだけでピリピリとしていて、とても敏感である。背中、腰を触るとピクピクとなり、筋膜に炎症を起こした状態で、とても緊張し、敏感になっている。

口は指一本分しか開かない

口は指一本開口するのが精一杯で、それ以上開けられない状態である。食べられるものが少なく、これからどうなるのだろうと不安を持っている。

治療方針

私が身体に触れると必ず治る

首や顎、腰を治すためには、絶対首や顎、腰に触らないといけない旨を伝えた。治療して悪くなるようなことは絶対になく、心地よいタッチぐらいで筋肉に触れ、筋肉を緩ます。軽く触れるだけで全く痛みなく骨も矯正するので、まず身体に触れることの理解と了解を得た。

まず精神的な緊張を緩和させる

illust4238精神的な緊張を緩和する治療を鍼で行う。気血をめぐらし、心を落ちつかせるツボを配穴する。心理的に落ちついた状態で、首肩、背中、腰をやわらげていく

顎の治療は最後に行う

最後に全身の筋肉をゆるめてから、顎の治療に入る。咀嚼筋である咬筋、側頭筋、外側内側翼突筋の緊張を改善させていく。これらは、不眠やストレス緩和のツボである。また、上がる・しまる・潤うの美容のツボでもあるから、リラックスできるはずだ。

ラポール(信頼関係)が築けた

imageki治療の手順や方法を通して、ラポール(信頼関係)を築き、信頼関係を強めていく。信頼関係なしには治療が成り立たない。首の骨がどうにかなって歩けなくなるという潜在的恐怖に洗脳されているので、そこを払拭する必要がある。

治療経過

1回目の治療で効果をもたらす

1回目の治療で信頼を得、13回の治療で見違える程病態は好転した。その後、治療する毎に痛みが少しずつ改善されていった。

不安や恐怖が軽減する

身体を動かす事への恐怖が軽減し、動きが大きくなった。ちょっとした動きでも、首の負担を警戒していた。首を動かしても悪くならないと言うことが、10回ほどの治療の中で本人が少しずつ感じていた。

全ての症状が改善
気持ちがとても明るくなり、
身体に対してより自信を持てるようになった

s-2011030711283713927916回の治療で首の動きも良くなり、口も普通に開けられるようになり、腰の痛みもなくなった。精神的に明るくなり、首への不安が大幅に軽減した。鉛のように重かった首も普通に動くようになった。以後、コンディションの維持の為、鍼治療を月2回、2週間に1度くらいの間隔で続け、コンディションの維持、さらなる良いコンディションにすることを目指していく。

私見

鍼灸治療が最も効果を発揮するわけ

216033手の神経痛や痺れは、首の骨や筋肉が原因で引き起こされる(前腕の強い緊張でも稀に発生)。首はデリケートな部位で、治療は安全・安心のもとで緻密で丁寧な治療方法を選択し根気よく続け、深層の筋群までほぐして行く鍼灸治療が最も効果を発揮する
鍼灸で筋肉をゆるめておけば、矯正も容易に行える。手で軽く触れただけで正しい位置に骨は戻って行く。

「神経痛・痛み・痺れ」に鍼灸治療

首が痛い、首が動かない、手や指が痺れる、首から肩、上腕にかけて痛みと痺れがある。首を動かすと、肩背部に神経痛の痛みが走る。目がショボショボして、なかなか治らないなどの症状も鍼灸治療が著効をあらわす健康のことを考えれば、対処療法ではなく、根本療法である鍼灸治療の選択が何より望まれる

「手足の痺れ・痛み」の専門治療所

当院は、手・足の痺れ、痛み、神経痛の専門治療所と認識して頂いており、新しい患者様が絶えない。激しい痛みや神経痛の場合、比較的早く来られるのですが、鈍い痛みや痺れが続く時、早めに来てほしい。痺れは痛みより進行しているケースが多い。

鍼灸治療ですべてにポジティブな発想

鍼灸治療では、再発が少ないこと、身体のコンディションが良くなり、同時にストレスが解消される、気持ちや考え方が建設的でポジティブになるなどの利点で喜ばれている。

 

 

腰椎について

症例2
74歳 女性 T.Mさん 主婦業

平成28年11月16日、初診

主訴

腰の痛み、腰から右臀部~右大腿外側への神経痛の様な痛み

随伴症状

肩が凝る

既往歴

糖尿病

現病歴

kansetsutsuu_ashikubi母が神経痛で足が痛くて歩けないが、診てもらえないかという電話を娘さんから頂き、平成28年11月16日に当院に来院しました。娘さんが押す車いすに乗ってこられました。手を貸せば何とか歩ける状態でありました。11月10日に痛みが出て、11月13日に救急車で病院に運ばれました。病院で処方されたロキソニン・リリカカプセルを服用中でした。

どのような病態であったか

問診及び徒手検査で椎間板ヘルニア、分離すべり症、圧迫骨折、脊柱間狭窄症を除外できた。考えられる病態は、変形性脊椎症は頭に入れたが、腰部・臀部筋群の使いすぎで腰部及び腰仙部及び臀筋群の深層まで緊張を萎縮し、それぞれの部位で神経圧迫を起こし、大腿外側の神経痛を起こしていると判断した
畑で例えれば3年ぐらい何も手入れしないで放置した状態

治療方針

緊張萎縮、疲労困憊した筋肉を丁寧に表層からほぐし、中間層、深部の筋群まで、ほぐして神経圧迫を取りのぞく。神経圧迫を取りのぞくのは、深層部の筋群をゆるませることが必要である。深層部の筋群までいくのに一定の時間がかかるので、治療間隔をできるだけつめる。

治療経過

11月16日~29日まで、12回毎日のように治療を施した。腰部の痛みがなくなり、わずかに右大腿外側の神経痛が残存するだけになった。
12月は週1、5回の治療を行った。完治する見通しがほぼついたので、治療を週1とし、車いすではなく、歩いて来院するように話した。12月29日、神経痛の痛みが完全に消失した。年内に完治して良かった。
翌年、平成29年1月からは月2回、2週間に1度の治療に切り替え、現在に至る。2週間分の疲れを取るだけで、身体は常にベストコンディションを保てる。飼っている4匹のネコが、膝や肩に乗ってくるため、たまに肩も凝るので治療を行なっている。
現在、自転車で来院し、自転車でどこでも買い物に行き、腰の痛みや神経痛は完治し、ベストの体調を維持している。

 

症例3
84歳 女性 T.Sさん 主婦業

現病歴

以前当院に通われていた患者様に付き添われて、タクシーで来院されました。家が近所なので見に行ったら、家の中をはって動いていたのでとてもビックリしたそうです。
2週間ほど病院に通い、薬を服用中であるということでした。なかなかよくならないので色々考えていたら、以前通っていた当院があることを思い出し、鍼しか駄目だと思い、連れてきました。平成29年6月5日、当院に来院されました。

どのような病態であったか

横について腕を組んで、一歩ずつゆっくり歩行する必要があった。腰及び右臀部~右大腿部前面にかけて激しい神経痛の様な痛みがあった。問診及び徒手検査で、椎間板ヘルニア、分離すべり症、圧迫骨折、脊柱間狭窄症を除外できた。うつぶせになると痛み、ベッドに長く寝る事が出来なかった。

治療方針

緻密で丁寧な治療を繰り返す

_MG_1102腰部及び腰仙部そして、右臀筋群の浅層より深層の筋肉を丁寧にほぐし、神経圧迫を取りのぞく。右腰部はぴりぴりと敏感になっており、柔らかく短い鍼で表層からほぐしていく。腰仙部も緊張及び炎症が強く、やわらかく表層よりほぐしていく。右臀筋群の緊張も、深層に及び範囲も臀筋群全体に広がっていた。なので大臀筋・中殿筋・梨状筋・閉鎖筋・双子筋・大腿方形筋の全てを丁寧にほぐしていく。

痛みが消失するのは深層の筋肉をほぐしてから結果が出る

腰部及び腰仙部及び臀筋群の広範囲の深層の筋群の炎症、緊張萎縮をとらないと、神経圧迫はとれない。
以上の理由で、神経痛の痛みの回復にはかなりの月日と治療回数がかかることを告げた。

治療経過

6月5日~7月8日まで20回ほぼ毎日の様に治療をほどこした。腰部の痛みが完全に消失し、大腿部の痛みがわずかに残る程度になた。
以後治療を2、3日に1度とし、7月22日、腰及び神経痛の痛みが完全に消失したので、治療を1週間あけて様子をみることにした。7月26日、全ての痛みが消失し、完治した。以後2週間に1度の治療に切り替える。

どこへでも買い物にいけるし、旅行も大丈夫な状態の旨を伝えた。舌・脈診からも体調及び身体のコンディションがとても良好なことが判断できたからだ。

鍼灸治療の醍醐味

鍼灸治療を行なっていると、ほとんどの方が若返る。内臓が強化され、体質が変わり、風邪をひきにくくなり、血色がとても良くなる。そして、快食、快眠、快便となる。鍼灸治療は免疫力を引き上げ、良好なコンディションを保つ事に著効をもつ。また、将来の病気を予測して、未病で治すこともできる。

私見

手足の神経痛や痺れの病態と理想的な治し方

手や足に神経痛を及ぼすとき、首や腰の筋肉はどのようになっているのでしょうか?

頸部や肩背筋群の筋肉、腰や腰仙部、臀筋群、の状態がどのようになっているのか詳しくご説明してゆきます

私たちの筋肉は大地や畑:田んぼの
土の状態に似ています。

542f3c6fe2da0c086bec32c757a47d41_m私たちの筋肉は、身近なもので例えると、大地や畑:田んぼの土の状態に似ています。良く肥えた畑は、作物をしっかりと支持し、根がすくすくと伸び、大きな立派な花や作物が育ちます。それは、畑の土が適度な水分をもち弾力があるからです。私たちの筋肉も健康である場合は、この畑の状態に似ています
筋肉に適度な水分を持ち、弾力があるのです。

鍼を刺入したときの施術者の指に伝わる感覚

鍼を刺入すると横からの水平圧、下からの垂直圧がしっかりとあって、鍼を進鍼しやすく、刺入した後もしっかりと鍼を支えてくれます。
軽く引っ張っても弾力があり、抜けない状態です。
私たちの筋肉の状態を例えると、、、、、、。
a0259fa42fc798e1d039724c42ca3c4a_m私たちの筋肉も大地と同じように、力がかかっている所ほど、大地の底のように固くなっています。また弱っている所ほど、田んぼや沼地のようになっています
大地は深く掘るほど土が湿って硬くなってきます。田んぼの中に長靴を履いて入ると、足が取られて抜けなくなりますよね。
土の硬さは土の体積や量、含む水の量によって硬さはそれぞれ異なります。水分の少ない沼地では、傘の先の尖ったところで刺すと穴が開きますね。水分の多い沼地では、傘で刺しても穴はすぐに埋まってしまいます。
腰が痛いとか首肩が凝る場合、良く肥えた畑ではなく、以上のいずれかの土の状態になっています

何故鍼がこんなに神経痛やしびれに効果があるのか

鍼による治療は、これらの田んぼや沼、大地の底のような状態をよく肥えた畑にすることを目標に行います。
1、2年放置して固くなった畑を耕すとき、みなさんならどうされるでしょうか?
一箇所だけを深く掘り下げても全体を耕すことはできません。畑のようにはなりませんよね。鍬かトンガで表面から浅く全体的に耕してゆくでしょう。まず最初の一日は全体の一番大切な所から始め、半分で終わるかも知れません。深さが5センチ掘れたとします。全体を5センチ耕し、次に10センチ、15センチ、20センチと耕してゆきます。深いほど良いですよね。にんじんや大根なら、30センチ40センチと深く耕す必要があります。

畑を耕すのと同じ方法で行う
リンパ球や血液が、筋肉の修復をはかります

私たちの筋肉を良くするのも、同じ方法で行います。だから時間と日数がかかるのです。
鍼を刺入するとその下の部分の筋肉は、とてもよく緩みます
鍼を刺して抜いた後にはリンパ球や血液が、2,3日そこに集まってきます
リンパ球や血液が、筋肉の修復をはかります

薬は使いません、
鍼灸治療は対処療法ではなく根本治療だからです

とくに手や足の神経痛を治す場合、最も深層の筋肉まで修復させなければならないのです。深層の筋肉が畑のようになって始めて、根の神経圧迫が取りのぞかれ(神経根は筋肉の深い所から出ているので)末梢の神経の痛みやしびれが消失するのです。鍼を刺入するということは、この自然修復、自然回復力をうながしているのです。畑を作るとき、水や肥料をやりますよね。
水や肥料、太陽の光によって土が肥えてゆくのと同じです。

私は浅層から深層まで段々に丁寧に鍼を刺して行くと言いますが、この畑を耕すようなイメージで筋肉をよくしているのです。

 

症例4
H.Aさん 

現病歴

koshi24年前に腰が痛くなり、整形外科に行きました。滑り症と言われました。完治法は、なしと言われました。そこで近くの整骨院に2年近くいきましたが、よくなりません。友だちのすすめで中国鍼にいきましたが、痛くて断念。ペインクリニックに1年近く行きましたが、激痛の注射をしてもよくならず、耐えられなくなり、ホームページで当院のことを調べて、平成28年4月5日に藁をもつかむ思いで、来院いたしました。

どのような病態であったか

腰部及び臀部の筋緊張著明。左大腿部の後面に激しい神経痛の様な痛みがあった。骨盤に歪みがあり、足の長さが左右で1cm異なっていた。首や肩背部がガチガチに凝っていた。治療に疲れ精神的にも疲労しており、何としてもここで治りたいということであった。

治療方針

illust4238分離すべり症は、腰の椎骨が前方にすべり痛みを引き起こす疾患である。ですから、治療は腰部および腰仙部、臀筋群を対象とする。骨が前にすべっているので背部に緊張を起こしやすい。

根気よく治療を行う

筋肉をゆるめても繰り返し筋肉の緊張が起こるので根気よく治療を行う必要がある。炎症を伴うケースも多いので、浅層部分の柔らかい鍼にとどめ、段々深層の筋群をほぐしてゆく。丁寧に細かく鍼を刺入し、今日一日分の、目一杯の治療を積み重ねてゆく。仕事や日常生活でも腰に負担がかかる、ましてや腰痛を引き起こして4年という長い年月が経っている。幸い分離すべり症の程度を示す、腰椎の椎骨の大きな階段状変形は認められなかった。なので分離滑りの程度はそんなに重症ではないと考える事が出来る。

如何に良い治療をするかで全てが決まる

如何に丁寧に必要な治療を的確に施すかで結果が決まると言える。
骨盤及び頸椎を矯正し、身体の歪みを正し、鍼灸の効果が出しやすくなるようにする。腰部及び腰仙部、臀筋群に丁寧に鍼をほどこしていく。浅層より丁寧に、深部の筋群の緊張圧迫を取りのぞく

経過

3週間の治療で、激しい痛みは軽減した。仕事の中では痛みが出なくなった。経過がとても順調でもう少し痛みが完全に止まったら腹筋および殿筋、ハムストリングスを鍛えるリハビリをすることが必要である旨、伝えた。

自分の筋肉をコルセットにしよう

b5aeabf9d20c882a1f70026a48000871_s自分の筋肉を強化し、自分の筋肉そのものをコルセットとし、腰の骨が前方にすべる力を筋肉でカバーするのである。筋力を強くすることで、痛みが消失した後も再発しないようにするためである。一ヶ月の治療で痛みが完全に消失した。
以後、週一および二週間に1度の定期的な治療に切り替えたが、その後1度も痛みが出ていない。
ご本人も毎回、来るまでにしっかりと腹筋をやってくれており、そのことが再発を防止している

方解

分離すべり症は、骨が分離し前方にすべっている状態である。
この状態は、元に戻すことはできない。
しかし症状はよほど重症てない限り、大概の分離すべり症は治療とリハビリできちんと治るものである。
そういう私も若いときから分離すべり症をもっており、第3腰椎が3ミリほど前にすべっている。おまけに前腕過多症である。

すべり症には根本治療がお勧め

60になった現在もレスリング、ボクシングを行なっている。練習の時に足腰、腹筋を鍛え、意識して予防している。
分離すべり症は、腰の病気なので腰部および腰仙部、臀筋群さらに下腿部しいては肩背筋群の総合的な治療が必要である。そのうえにリハビリをすれば、再発の予防も出来る。
ペインクリニックに行って、痛みさえ取れれば良いというものではない。

感謝・懺悔・下座・奉仕・愛行について

前回お約束した「感謝、懺悔、下座、奉仕」について、沖道ヨガ生活行持集より沖先生のお言葉をそのまま抜粋して御紹介いたします。

感謝・懺悔・下座・奉仕・愛行

感謝

mi6iR自分にとって都合がよいことや、何かをしてもらったことに対してのみ、「有り難うございます」という心を持っていると、何時までも条件から抜けられません。
条件抜きで感謝をするところに、その効用が生まれてくるのです
意識的に感謝をすることで、一つ一つに価値を感じ、意味が理解でき、ご恩や尊さを感じることができます。感謝心は心を強くし、あらゆる苦しみをよろこびに変えます。

懺悔

2317私たちはあらゆるもののお陰で生かされています。
また、知らず知らずのうちに、自他の生命を傷つけています。

このお陰に対してご恩返しもしていないという自覚、生命を傷つけているという自覚が懺悔の心です。
懺悔心は、心を浄化します。

功徳を求め、思い通りになることを願う心には感謝心も懺悔心も生まれません。

下座

心に一切条件をつけず、全てに頭を下げ、恩を売らず、相手から恩を感じる心です。
下座心は心を楽にし、平静になり、物事を正しく見ることが出来るようになります

奉仕

多くの人は、他に差し上げず、もらうことばかり考えています。
奉仕とは、自分にあるものを与えればよいのです。頂いたものは自己化し、よいものにして他に差し上げるのです。
損得、好き嫌い、出来る出来ないは一切関係無しの無条件の行為が奉仕です。

愛行

感謝・懺悔・下座・奉仕を実践している姿が愛行です。
広く他の幸せを願ってさせていただくことが、そのまま自分のためになっていて、自分の喜びにもなっている状態が愛行なのです
愛行は己の生き方を積極的に、また自然にし、自他の総てを生かします。

我が師沖正弘以上の感謝・懺悔・下座・奉仕、愛行の意味を知って、何度も言葉にし、日常生活で実践し反省し、また実践し、武道を行うように日々練習して身につけて行きましょう。

ヨガは、最も自由で幸せになるための行法哲学です
感謝・懺悔・下座・奉仕、愛行は、ヨガの心であり、行法哲学の土台となるものです。

ここに御紹介した沖導師のお教えが、みなさまのお役に立てば幸いです。
私も生活のなかで実行し、仕事や人間関係、生活や社会の中に活かして行きます。

合掌

合掌、拝み、祈り、願い、誓いについて

我が師 沖正弘導師前回お約束した「合掌、拝み、祈り、願い、誓い」について「沖道ヨガ生活行持集」より抜粋し、沖先生のお言葉をそのまま御紹介します。

沖道ヨガでは、私が若いときに道場に行ったときいつでも、これらについて教えを受け、感謝、懺悔、下座、奉仕について実行する場を与えられ、行法をさせて頂きました。

それでは、沖ヨガ道場に来たつもりで、お聞き下さい。

合掌

合掌・拝み・祈り・願い・誓い

合掌とは拝む心を身体の形に変えた表現です。

そして、拝むということは、ヨガの語源である、「結ぶ」ということと同じ意味です。

ですから、拝む生活とは、バランスのとれた生かし合いの世界であり、本当の自由の世界なのです。

合掌とは、心、身体、生活のいずれにも、
「このような生き方をさせていただきます。」と誓う姿なのです。

信じあう世界を実現する「合掌」

imageki結び合うということは、相異なったものが心を一つにすることです。これが信じあう世界です。
生きているものにとって、生きていることを喜びとし、楽しみとしたい、というのが本能的な願いです。この願いを実行するために、心を一つにして、握手し合い、合掌し合い、和合し合って生きていくのが本当の人間の生きる道なのです。

合掌、すなわち拝み合う心で生き、人と接すれば、生命が根底から求めている喜びの生活が実現します

合掌とは自他が一つになることであり、自分と他人との区別がないことを示すものです。相手は自分であり、自分は相手であるのです。禅ではこのことを、「自己他己」と表現します。己れに見える自分、他人に見える自分、という意味です。すべてのものが自分に見えるようになったとき、初めて、平和や愛の意味を実感することが出来、そうあるためには、どうすべきかということも、わかってくるのです。

相手の心をわかろうとする訓練法「祈り」

この宇宙に心のないものは一つもありません
日常生活はすべての心を理解するためにあるといえます。

理解するためには、相手の心を自分の心とする以外に方法はありません。相手の心をわかろうとする訓練法のことを、ヨガでは「祈り」といいます。

祈りと願いは違います。

祈りとは、相手の心を自分の心にすることです。

相手の要求を読み取り、立場を理解し、その人達に対して自分はどう考え、どう受け取り、どのような行い方をしたらよいかをつかまえることです。そして、その一つ一つを神に結びつけて考えることです。

相手の心と自分の心を結びつける「拝み」

S__6422561拝みとは、神の心と自分の心を結びつけることです。自分が神様になったつもりで、考えたり行ったりするのです。
例えば、夫婦の関係においても、「もしも自分が神様であったら、私は妻(夫)に対してどういう態度、表現をすればよいのだろうか」と考えてみるのです。

同時に相手を神と見るのです。
相手が神であれば、いじめたり傷つけたりするわけにはいきません。
自分の心を尊く高めるためにも、相手を神と思って接するべきです。
必要な存在、有り難い存在であると拝む練習をするのです。
この霊性を高める訓練法が宗教的訓練法です。

ですから、「拝む」ということは、「すべてのものは神である。だから扱い方、表現の仕方、心身の養い方、使い方、受け取り方、出し方、入れ方などを、すべて尊くしなければならない」ということを理解し、実行する生活態度のことをいうのです。

自他と全体のバランスの上に立つもの「願い」

55b1a43001fe764aaa7ffb7e0612f542_l願いは、他のため、お互いのため、全体のために持つべきものです。

自分のためだけに願うべきではありません。自分のためだけに願うのは、自分にとって都合の良いことを願う邪欲の現れです。この不自然な心を持っていては、どんなに努力をしても真実に気づくことは出来ず、いつまでもエゴを引きずったままで、おまかせの境地にはなれません。自分の小さな枠から一歩も外に出られないのです。

誰でも喜びをもって生きたいという願いがありますが、真実の喜びは、自他と全体のバランスの上に立つものであり、共存共栄でなければ成就しないものです。自他、全体の本当の繁栄を喜びとする願いを持つように努力して下さい。

意識の転換と集中力を養う「誓い」

誓いとは、「自分はこういう自分になるのだ」ということを、自分自身すなわち神に約束することです。そうして自分自身にノルマをかけ、目標を明確にすることで、力がわいてきて積極的になり、触れていく一つ一つのことが楽しみとなります。

また、道場では、多くの誓いの言葉がありますが、生活の一つ一つに正しい意味を感じて、その心でそのことに取り組んでいくことで、意識の転換と集中力が養えます

みんなで分かち合う

6c110623898b853576e215cbe5b31db1_l科学の進んだ現在、宇宙に行き生活する時代、車の自動運転、人工頭脳の発達したロボットが活躍する時代、まさに鉄腕アトムで描かれた世界が現実的になってきました。自然災害をほぼ克服し、ロボットと共存して行こうとしてゆく時代となりました。

しかし、再び経験したことのない異常気象に見舞われ、世界中であらゆる災害が報告されています。
これは地球温暖化の影響が一番大きいと言われています。

世界中は地球温暖化で、ハリケーンや集中豪雨、地震による大きな災害とそれによる多くの犠牲がもたらされています。

合掌・拝み・祈り・願い・誓いの意味をみんなで分かち合いましょう。

政治のトップに立つ人々は政治の中で、またそれぞれの職業に就く人は、その仕事の中で実践して行きましょう。

合掌とは、自他が一つになることであり、自分と他人との区別がないことを示すものです。相手は自分であり、自分は相手であるのです。

禅では、このことを「自己他己」と表現します。
己に見える自分、他人に見える自分という意味です。

すべてのものが自分に見えるようになったとき、はじめて平和や愛の意味を実感することができ、そうあるためには、どうすべきか分かってくるのです。

地球温暖化の交渉にさえ参加しない国もあり、悲惨なテロが多発しています。
地球は、私たちの子供や孫たち、そして幾世代にもわたって環境を守り、平和で生活できる地球をつくってゆくことが大切です。
一国だけの繁栄のことだけを考えれば、それが永く続くことは結果的にあり得ないのです。

共存共栄してはじめて、永く平和が築かれてゆくのです。
それが自然法則なのです。

ヨガを正しく理解してもらうために

power02今、私たちは意識的に心の勉強をし、仏性(良心)を開発し高め、大切な心の原点である感謝心を高めて行く必要があります。

ヨーロッパでは、禅が流行していると聞きました。心を安心・安定させる行法を求めているのです。
日本ではヨガがブームになっています。しかし健康志向だけで、本当のヨガがほとんど行われていないのが現実です

ヨガを正しく理解し、本当のヨガを行じてほしいという思いから、この記事を書きました

ここに御紹介した沖導師のお教えが、みなさまのお役に立てば幸いです。
私も生活のなかで実行し、仕事や人間関係、生活や社会の中に活かして行きます。

次回、ヨガの心である「感謝、懺悔、下座、奉仕」について、沖道ヨガ生活行持集より沖先生のお言葉をそのまま抜粋して御紹介いたします。

合掌

今日からのボクシング

ボクシングは私の禅定行法

imageボクシングを禅定行法として始めて丸3年が経過しようとしています。禅定行法とは、最高に集中した状態で放下し、最高に緊張して状態で弛緩する行法です。ボクシングを上手に行うには、まさに最高に集中した状態で放下し、力の抜けた状態から最高のエネルギーを生み出さなければならないので、ボクシングは禅定行法にもってこいのスポーツです。私はボクシングを禅定行法として取り入れ、武道として学んでいます。生涯ボクシングを通して心を鍛え、健康を見つめ仕事や生活の中に活かして行きます。

これからのボクシング

技術を向上させることも心の訓練です。ボクシングが上手くなり、教えることができるようになるまで高めます。

[トータルバランスにすぐれた選手を目指す!]

1日の練習時間をバランス良く3つに分ける

  • 1.フットワーク(足)足が使える(ステップがうまい)
  • 2.防御(ディフェンス)ダッキングがうまい (防御がうまい)
  • 3.攻撃(パンチ)パンチを効かせる(パンチがコンパクトに打てることができる・フェイントがうまい)
3分の1 フットワーク、ステップの時間     30分
3分の1 ダッキングなどディフェンスの時間   30分
3分の1 パンチをコンパクトにバランス良く打つ 30分

10:00~11:30

バランス良く足を使って、ディフェンス、攻撃練習を行う
次に向井さんに攻めたり、引いたりして頂いて、実践練習を行う

①フットワーク(足)

自分で   コーチと
考えて動く  フットワーク→ステップ→ダック→フェイント→攻撃など

       

②ダッキング(ディフェンス)

自分で               コーチに
ダックしながら動く         動いてもらう

       

③パンチ(攻撃)

自分で                コーチに
ステップ→ジャブ、ワンツー      動いて受けてもらうワンツースリー

11:30~12:30

本日の課題をより実践練習

課題

  • ○ステップ
  • ○ダック
  • ○フットワーク
  • ○ディフェンス
  • ○フェイント

実践

  • ○ランダムにかわせる
  • ○コンビネーション(得意をつくる)
  • ○フットワーク、ダック、ステップ、フェイントを使って、ディフェンス・オフェンスのすぐれたシャドウ、マスボクシング

本日の課題 7月24日

ディフェンス(防御)とオフェンスについて

ディフェンスとオフェンスの現在のバランス力

①オフェンス

木が倒れるぞ(木が倒れるぞは、オフェンスの高度な技術を要する基本ステップ)

木が倒れるぞが、70~80%できる。

②ディフェンス

ボビングは、両拇指と膝のバネを使って骨盤を左右の膝の上に乗せることによって、上半身、すなわち頭および顔面を左右にずらし、パンチをかわす基本。

ボビングは、膝と拇指が使えていないので、上半身で頭部を動かしている。
難しい技術だが、ボビングをマスターすることがうまくなるための最短コースである。
現在、練習では30%できる。
練習で100%できて、実践では60%ぐらいの精度に落ちる。
ディフェンスの練習を、オフェンスの3倍行う。

③足が使える。

今日からの練習について
コーチと相談し、自分の現在の短所を改善し、長所を伸ばし、トータルバランスのとれた選手になれるように練習メニューを組む。
練習メニューに沿って行い、1日ずつ成長し、40日かけて目標を達成する。

方法

ディフェンスの練習(40分)

ジャブからワンツー、ワンツーフック、ランダムにコーチに打ってもらって左右の拇指と膝に体重を乗せて踵を浮かせて、正中線でダックできるよう練習する。
静止してパンチを打ってもらって、廻りながら、できるだけ早いスピードに上げて行く。
その間、打つ事よりも、力を抜いてダックを両拇指とひざで正確に行って、すばやくスムーズに素早くかわす練習を行う。
目的はダックを両拇指と膝で踵を浮かして行い、だんだん早い実践のスピードのパンチをかわせるように合理的に練習し、実践スピードで正確なボビングができるように練習する。

オフェンスの練習(30分)

①一歩踏み込んでジャブ。

一歩下がってもらってワンツー。

②半歩踏み込んでジャブ。

一歩下がってもらってワンツー。

③その場でジャブ。

一歩下がってもらってワンツー。

④踏み込んでジャブ。

元に位置に下がってパンチを打ってもらって、かわして再び踏み込んでワンツー。

⑤踏み込んでジャブ

踏み込んでジャブ、ジャブ、少し下がってもらってワンツー。

⑥踏み込んでジャブ、ジャブ、ワンツースリー。

ワンツーをうまくなるために

⑦踏み込んでジャブ

⑦踏み込んでジャブ、ジャブ、ワンツーを連続する。連続しながら、ワンツーのタイミングと右ストレートを力を抜いて拇指に体重を乗せて、左脚の壁をつくって、右の拇指を内から回し、骨盤を回旋させてスムーズに右ストレートを打つ練習をする。

フットワーク

カット、ボビング、下がって左右にサークリング、左サイドを取って左ジャブ。リング全体を使い、左へ回りながら相手を中心に置いて打ち、コーナーに追い詰める。

スナッチとクロス

コンパクトに正確に行えるよう練習する。

image試合を9月1日に設定する。
9月1日の試合を想定して減量に入いる。
最初の2週間ゆっくり、残り2~3週間きっちりと減量。
59.5キロに。

練習は、試合を想定したものとする。

①ボビングのマスター。
②ジャブ、ワンツー、とくに右ストレートが上半身の力を抜いて体重を左脚に乗せて右拇指内回りで骨盤を回旋し、コンパクトに早く打てるようにする。

③足を使う。
カット、ボビング、下がって左右にサークリング、現在の短所を改善し、長所を伸ばし、トータルバランス(ディフェンス、オフェンス、足を使う)がよくなるようにする。

沖道ヨガの十段階

私はこれまで沖正弘導師を師と仰ぎ、若いときから教えを受けてきました。
沖道師が亡くなった後も、導師のお言葉が耳から離れません。
離れないどころか、段々強くなり、60歳からの人生の生涯をかけ、沖道を実践し学んで行こうと思っています。

沖道ヨガの十段階から御紹介しようと思います。

沖道ヨガの十段階

第一段階、ヤマ(禁戒)

自分の心と身体と生活を損ねることの戒めであり、自分自身で考えてその内容を決めます。例えば、噓をつく。相手の気持ちを考えない。人を尊敬(大切)にしない。

ニヤマ(歓戒)

shizen例えば、心の聖化、積極的かつ平静な状態に心を保つことの勧め。
高潔な気持ちをもつ。
人との絆を大切にする。
自分の信念を貫く。
価値観をともにする仲間を増やし、コミュニティを作る。
全肯定の生き方を心がける。
丹田に自然に力がこもるような姿勢、呼吸、意識の持ち方を行う。
他に自分を捧げる奉仕行によって、無心、無条件、お任せの境地を培う。
他人の心、草花や動物の心、仕事の心となって考え、自分らしく生きる。
自他の中にある神性を観て、自他を尊ぶ生き方を養う。
すべてに尊いな、有難いなと感じる訓練をする。
何事にも感謝できる練習をする。
仕事を通して社会貢献をする・・・など。

 

第二段階  アサンス(動禅行法)

各種姿勢と動作の意識的訓練を呼吸と合わせる。
生命本来のバランス維持能力、心身の安定力、適応力を高め、生活を自然化します。

 

第三段階  プラナヤマ

エネルギーを整え、最も力の発揮できる状態に自分の内側から調御。
呼吸、食事、人間関係のなかで訓練します。
アサンスを行うだけでなく、生活の中で実践し身につけます。

 

第四段階  プラティヤハラ(自律自覚訓練)

自分が自分の主人公になり、自分が自分に命令し、自分が自分を律する訓練です。これも日常生活を通して行います。

 

第五段階 ダラーナ(統一行法)

power心身の能力を結集して使う訓練。
心―― 意識層と善無意識層の内容を一つにして一心になります。
すなわち意識と欲望が一致している状態です。
体―― 一つのことを全身にて行います。
すなわち、統一心、統一体、調和息で行います。最高に集中した状態で最も安定した状態です。

 

第六段階 ディアーナ(禅定行法)

心身の安定を体の面から行じる。
丹田に自然に力がこもるような姿勢、呼吸、意識の持ち方を説いています。
最高に集中した状態で放下し、最高で緊張した状態で弛緩している状態です。

 

第七段階  バクティ(放下行法)

バランス心の安定を説く行法。
他に自分を捧げる奉仕行によって無心、無条件、お任せの境地を得ます。
沖道ヨガでは、一番最初にこの奉仕行から入り、下座心や懺悔心、感謝心を培って行きます。道場で訓練したことを日常生活で実践し、身につけて行きます。

 

第八段階  サマーディ(三昧行法)

相手と自分が一体となる行法。
他人の心、草花や動物の心、仕事の心になって考えることが自分らしく生きることに繋がります。
沖道ヨガでは、心身一如、自他共存の精神を培って行きます。

 

第九段階  ブッディ(仏性啓発行法、聖心行法)

自他の中にある神性を観て、自他を尊ぶ扱い方を養う行法。
すべてに「尊いな」「有難いな」「よいものだな}と感じる訓練です。

 

第十段階  プラサド(法悦行法)

本当の喜び、真の歓喜を意味する。
すべてに感謝する訓練により、私とあなたと神様の喜びを一つとすることができます。

本当のヨガ

IMG_0578[1]みなさんが、ヨガと思っている、そして世界中で行われているほとんどのヨガがアサンスであり、この動禅行法です。
しかし、ヨガはサマーディやブッディ、プラサドを目標としており、すなわちそれまでの七段階まではそのための修業法であり、生活を通して一から十段階までを随時心がけて実行し、自分自身を解脱、すなわち悟りに結びつける行法哲学です。

病を回復させるだけでなく、心と身体を整えて真の意味で健康になり、自分自身を悟り(すべてに感謝し尊いなと自分自身の心が思える境地) に導く行法です。そのためには、感謝心、懺悔心、下座心、奉仕心を養い高め、感謝・懺悔。下差、奉仕を実践して行くことが大切です。自分自身のなかに、これらの心を高めることこそが悟りにつながる最も大切であり近道であると説かれています。
地位や名誉や財産がいくらあっても、悟りにはつながりません。
特別な頭脳や才能も必要ありません。

仕事を道として行い、生活のすべてを通して感謝、懺悔、下差、奉仕を行うことが大切です。
目標をもち続けることで、誰でもできることであります。
表面的な幸せ、すなわち地位や名誉、財産を得ることにあくせくしがちですが、内面的な幸せや喜びを得ることは、おろそかにされがちです。
自分らしく生き、自分自身が輝くためには、内面の幸せが大切です。

それを培うのがヨガであり、ヨガの行法は感謝、懺悔、下座、奉仕心を養うことが土台であり目標となっています。

ここに御紹介した沖導師のお教えが、みなさまのお役に立てば幸いです。
私も生活のなかで実行し、仕事や人間関係、生活や社会の中に活かして行きます。

次の回では、沖道ヨガ生活行持集より、「合掌、拝み、祈り、願い、誓い」について沖先生のお言葉をそのまま抜粋して御紹介します。

なお当院では、今後、毎日の早朝ヨガおよび就寝ヨガを通して、意識的訓練を重ね、一日の生活を通して、仕事を通して、生活のすべてを通して、生涯をかけて学んで行く場を提供してゆきます。

合掌

首・肩の痛みについて

gakukansetsu02最近、首の痛みがとれないという患者様が来院された。元々首や肩がよく凝るということであるが、1ヶ月以上経っても、どこに治療に行ってもとれないのは初めてだ、ということであった。

当院には、どうして来院されたのですかと聞くと、店に来るお客様に教えて頂いたということであった。地元で大きく商売をされている方で、店のお客様から聞いたと言われた。そこに来られたお客様の中で、当院の名前を特に指名して言って下さった方がいることを聞いて、とても嬉しく思った。

病態分析

右の腰から脊柱、そして左肩から首にかけて強い筋緊張がみられた。右腰及び右半身に重心がかかっているので、対角線の左の肩及び首に常に力が入る状態になっている。それから、左肩甲間部及び僧帽筋、そして首から肩甲骨内上角についている筋肉(肩甲挙筋)が異常に短縮していた。更に、斜角筋群及び板状筋に著しい緊張がみられた。

治療方針

illust4238鍼を施術して右の腰の筋肉をゆるめて、骨盤を矯正し、首肩への負担を軽減させる。そして主たる原因である肩甲挙筋、板状筋、斜角筋群を徹底してゆるめる。更に、菱形筋群、上肢帯筋をゆるめて、上半身全体の緊張を取り除く。こうすることで、部分の緊張を早く取るだけでなく、身体のコンディションも良くして行く。

経過

4回の治療で、首も回るようになり、痛みなくなったとのことであった。身体の調子も良くなったということなので、今回の痛みに対する治療は、これで終了とする。
今後の治療は、ご本人の希望に沿い、姿勢の矯正とベストコンディンションをつくるための鍼灸治療を施す。治療は、およそ2週間に1度とし、様子を見たい。