患者様の病態分析

臨床報告とは

臨床報告とは、一つ一つの病態をどのように分析し、診断を下し、そのもとに、どのような治療を施し、その経過を示し、どのような結果になったかという報告です。

様々な分野の臨床報告を残すことによって、後世の臨床家の手引き・参考としてほしいと願っています。

治療家であれば、どのように治療して良いかという悩みは、誰しも同じようなところに行きつきます。難しい疾患になる程、どうしたらよいのか分からないことも多く、悩みも多くなります。鍼灸が医学として発展するためには、臨床家や、これから臨床を目指す鍼灸師が、このような壁に当たった時、本当に参考になる手引きがほしいと思うのは誰しもです。

私は中医学弁証を学び、中国の大学院で学んでいる勉強を学ぶ機会を得ました。中国の臨床例の多さは、日本と比べるととてつもなく多くあり、その臨床例が私の成長に大きく繋がりました。残念ながら日本には、参考となる臨床報告がほとんどなされていないのが現状です。

患者様の協力を得て臨床報告をあげていきますので、後世の臨床家たちの参考となれば幸いです。

顎関節症 – 女性 Y.K さん 年齢38歳 -今では顎が良くなっただけでなく、全身の状態もすごくよくなり、普段の生活の自信にもつながりました。

患者様
女性 Y.K さん 年齢38歳

主訴

顎関節症

院長の病態分析

gakuillust初診時は、指一本分しか口が開かない状態でした。
全身に疲労が蓄積されているせいか、気分も優れない様子でした。
ですから、顎だけでなく、全身治療に切り替えました。

腰の歪みや、背中・肩の疲労、凝り、首の歪みが、顎に影響を与えます。
全身の疲労が溜まりすぎると、自然回復能力や免疫力が低下します。
口が指一本分しか開かなくなる状態事で、全身の疲労に気付くように身体が知らせてくれているのです。部分に対して全身で対応する事によって、何倍も早く改善することができるのです。

顎は、身体が回復するとともに、治療事に口が大きく開くようになっていきました。
4回目の治療でほぼ、口が全開し、5回目でパーフェクトに開き、表情もとても明るくなられたと思います。